『ペットントン』の中でも特に怪篇として知られる第25話、そして同時撮影の第26話などで使われた逗子へ行ってきた。
【逗子マリーナ】
第25話「根本君のガールハント」
椰子の木が印象的な逗子マリーナ。特撮では『ウルトラマンマックス』(2005)や『炎神戦隊ゴーオンジャー』(2008)などにも登場する。
ふられて傷心の根本はポテトチップスをほおばる。このお店のリビエラバーガーはおいしく、気分はもう根本?
根本とセロリは喧嘩に。いまは手前に鉄柵ができている。
セロリが去ると、今度はガン太がスキップしながら現れる。いまは植木などが設置され、撮影当時と同じポジションからは写真が撮りにくくなっている。
根本はガン太に、ネギ太が小百合とデートしていることを告げ口。
第26話「不思議な森の白雪姫」
椰子の木が植えられて階段も整備され、雰囲気が変わっている。
セロリに似た魔女はペットントンを誘う。
椰子の木が大幅増。逗子マリーナは川端康成がガス自殺を遂げた地でもあり、思いを馳せた。
【披露山公園】
第25話「根本君のガールハント」
狼男と化したガン太。いまは樹木が繁茂している。
展望台で仲むつまじいネギ太と小百合。
変身したガン太にふたりは驚く。現在は望遠鏡がなくなっている。
狼男の襲撃。
追い回されるネギ太。
女子高生たちと根本はペンキのかけ合いに。右手の工作物は微妙に変わっているようにも思える。
個人的な感慨に過ぎないが、『ペットントン』には他の不思議コメディー諸作と比べて何故か時の流れのせつなさを感じる。こうしてロケ地を訪ねていると…。